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函館と劇場版名探偵コナン「100万ドルの五稜郭」

札幌、函館旅行

家族と札幌、函館を旅行した。札幌から函館まで2時間程度と思っていたら高速道路使っても4時間かかって度肝を抜かれた。
何度も下道を利用しているせいかと確認したが、高速道路をつかって4時間らしい。

正確には札幌~ニセコ~黒松内~八雲~函館~長万部~寿都~岩内~小樽~札幌を2日かけて移動した。 全旅程700kmを妹が運転してくれた。仕事で慣れているから大丈夫と言っていたが、札幌に到着した頃には目がギンギンだった。よくできた妹だと思う。
以下、所感。

  • 何食べてもおいしい。特に道の駅ははずれが無い。見かける道の駅全部寄ったが、どこの売店も魅力的だった。
  • 黒松内の道の駅でピザを食べる。宅配のピザが遠くかすんでいくくらいうまい。なにより"ピザドゥ"という店名がイカしている。ザナドゥじゃん。
  • 暑い。名古屋や大阪よりは涼しいものの、おのずと夜徘徊することになる。
  • 前評判のいいものは確実にうまい。トリトンの寿司とハセガワストアの焼き鳥弁当は革命的。焼き鳥つって豚串が出てくるの、九州だけではないのか。
  • 豊漁のニシンがうまい。資源量の少ないイカなんかありがたがってないで、ここでしか食えない生のニシンを食え
  • 道の駅には100円でご当地ピンバッチを売っていることが多かった。我々はマキシマリストなのでもちろん回した。
  • 寿都~岩内、日本海海岸線には「山さ行かねが」で見た廃トンネルが連なっており、遠くにうっすら見えるロシアや日本海でよく見るごつごつした山肌もあいまってかなり興奮した。
  • 函館山はタクシーで行け。
  • 近々でドリフターズを読んでいたので、五稜郭では薩肝死すべしが頭をよぎる。長州藩から来たので、勝手に申し訳ない気持ちになる。
  • 道民は何かに追われているのかと思うくらい運転が粗い。ヒグマか。
  • ジンギスカンらしいジンギスカンを食べれなかったのだけが悔い。
  • ゴールデンカムイ、動物のお医者さんを読め。ドリフターズも良い。

劇場版名探偵コナン「100万ドルの五稜郭」

函館から帰ってきて、家族に見せられる。一番最後に見たコナンが「業火の向日葵」だったので、久しぶりに見たら知らないキャラクターばかりで、誰がレギュラーメンバーか区別がつかず寂しさを覚える。“ゼロシコ"くらい見た方が良いですかね。
五稜郭と書いて「みちしるべ」と読ませるらしい。ネタバレじゃん!

感想

登場人物が 観光地に行く→何かある→物語が停滞しそうになる→新キャラ登場→観光地へ という流れの合間にちょっとした謎解きを挟みながら物語が進む。的確に観光地と謎解きノルマを稼いでくるので、「JR北海道 名探偵コナンと行く 函館ミステリーツアー」という感じだった。JR西日本でよくあったやつみたいな。

後半の五稜郭以降の展開は蘭姉ちゃんが弾丸を避けて以降の劇場版コナンにありがちなパワー任せの展開だけど、さすがに今回はTVスペシャルのルパン見ているみたいだった。

函館観光後、一緒に観光した人間と適宜突っ込みを入れながら、ビール飲んで旅行を振り返るには丁度良いんじゃないでしょうか。

キャラ萌えで見ると、新一と"成った"後の余裕のある蘭姉ちゃんや、一歩関係を踏み出した新一に負けじと和葉にコクろうとする(これ不純じゃない…?)平次、平次とチューしかけたキッドと、知らない間に知らないキャラ間で固執が生まれていて、少し違ういつもの面々を新鮮に楽しめた。

そういえば、キッドと中森警部の関係は単純なルパン⇔銭形の関係だと思ってけど、キッドのカノジョのお父さんが中森警部なんですね。
中森警部が容疑者をかばって撃たれたシーンでキッドが動揺しているのは、てっきり切っても切れない縁から来たLOVEだと思ってましたわ。

警部、今夜19時、あなたの唇を奪いにまいります。
キッドといえどワシの唇は奪わせんぞ!
それはどうでしょうね警部。 
なに、お前はキッ…んーっ んんっ んっ、ふっ

的な。
死ぬほどありそう。インド人は右に、年下は左、年上は右に。

どうでもいいですが私は田中・眼鏡・秀幸な工藤優作さんが大好きなので、優作さんが見れてかなり嬉しかったです。「ベーカー街の亡霊」を見ろ。

おわり

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